日本一の石切山脈
「石切山脈」と呼ばれる山地一帯は、東西約10km、南北約 5km、地下1.5kmに及ぶ岩石帯で、
明治32年から100年以上続く「稲田石」の日本最大級の採掘現場です。
ここから採掘される「稲田石」は、約6,000万年前に海底深くで長い時間をかけ冷えて固まった花崗岩の一種で、
世界でも類を見ない際立った白さから別名「白い貴婦人」とも呼ばれています。
美しい光沢と優れた耐久性を兼ね備えているため、
日本橋や東京駅、国会議事堂、最高裁判所など 、全国有数の歴史的建造物に使用されてきました。